まだ・・・

夕張・滝ノ上公園より

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岩肌によりそう
白糸の艶やかさ

石を削る
怒涛のあらあらしさ

深い渇きに
沈黙の泥のうめき声

どの川も どの顔も
我がものと 受けいれるのは

まだ
どれほどの月日が必要なのだろう




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【2006/10/30】  この記事のURL | | CM(6) | TB(0) | ▲ top
白い息

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けさ一番の寒さ
手稲の山が 
白く息を吐く

柔らかな風が
体温を奪うように
冷たく感じる瞬間

季節の針が時を告げる

この夏の余韻
音をたてて 
ひいていく熱

ひとつのおわり


きのうの夢をおいて
きのうと同じ私が
振りかえらない
あしたを歩いていく


大きく吐いた私の息で
白く 細く 
さよなら を 描いた



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【2006/10/27】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
おきあがりこぼし
背中をまるめて
コロンと 
まるで
おきあがりこぼし

おもりがずれた
おきあがりこぼし
ごはんの前に
一眠り
ごはんの後に
一眠り
おしっこの後に
一眠り

おきることを忘れた
おきあがりこぼし
笑うことを忘れた
おきあがりこぼし

ねぇ 
おきて・・・ 
これを一緒に読みましょう?
ゆっくりでいいよ
ひとことづつでいいよ

これは 私の詩

うつむいた
おきあがりこぼし
目が痒いの?
おきあがりこぼし

しーんとなった。

じーんとなった。



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【2006/10/25】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
たわわ たわわ
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葉が落ちて
たわわ たわわ

秋が実る

一番おいしいところを
空かける小鳥たちへ

真ん中の豊かさを
冬眠前の獣たちへ

のこり

ほんの少しを
山を愛する人間たちへ

等分ではない平等

たわわ たわわ

秋がゆれる


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【2006/10/23】  この記事のURL | | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ゆっくりずむで
    
      マツヨイグサ
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おはようございます。
近辺慌しくなって、詩心を掘り起こす気持ちの余裕が薄れています。
何かふと思いついたり写真が撮れたりしたらぽつぽつと載せていきたいと思っています。
ゆっくりずむでいきましょう^^。
見せていただくのは大好きなので皆様のところへはちょくちょくおじゃましま〜す。
 

【2006/10/20】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
うるおい


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あなたの傘にはなれないけれど

あなたのこころに滴る雨でいたい




【2006/10/19】  この記事のURL | | CM(2) | TB(0) | ▲ top

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燃えるような秋ではなくて

心に沁みる秋でもなくて

人知れず枯れていく

そんな穏やかな

秋も いい


【2006/10/18】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
まどろみ
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一人の時間 添い寝する 影ひとつ



【2006/10/16】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
絆 ( その 3最終 )
―― 人と人との長い橋 ――

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永いときの縄目
挟みこまれるように
失っていったもの
ひとつ ふたつ

歩みよって
目をみて
触れて
交わして
一緒に歩いて 

はじめて

伝わる手の重さ
知る息づかい
聞こえる鼓動

コツンコツンと
人と人の音が触れあうとき
霧のむこうに見えてくる
許しあえる長い橋 
 

ひとつ ふたつ
失ったものがあり
みっつ よっつ
取り戻したものがある 




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【2006/10/14】  この記事のURL | | CM(2) | TB(0) | ▲ top
絆 (その 2)
―― やまい ――

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あなたの世界は

 たとえば
スポットライトに浮かぶ舞台のように

 たとえば
英語で話かけられた旅人のように

 たとえば
重い足かせをはめられた罪びとのように

 たとえば
夜に忍ぶ足音におびえる子どものように

あなたの中で
あなたの居場所で
こころだけ置き去りにして
すべてが変わる
妻に
子に
愛する人に
思いが 声が 届かない

遠ざかる足音に
ひざをかかえて
震える背中


変わったのは 
あなたではない

蝕まれていく脳細胞
自我だけが取り残されていく



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【2006/10/12】  この記事のURL | | CM(0) | TB(0) | ▲ top
絆 (その 1)
――  川 ――


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川がある

はじまりは
添うような風と
小石に洗われる清流

いつしか
せせらぎは消え
朽葉がつもる
水面に
小石に
川底に・・・


時の澱が
幕をはり 
混ざりあわずに 
つもる
つもる 
幻影がつもる
心につもる


人と人を隔てる川
人と人が作った川




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【2006/10/10】  この記事のURL | | CM(4) | TB(0) | ▲ top
秋の絵筆
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水草が描く、一枚の絵



【2006/10/05】  この記事のURL | 未分類 | CM(2) | TB(0) | ▲ top
おわりに咲く花は
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おわりに咲く花は
優しい

暑い時をくぐり
カサカサの地面に耐え
夜露にいやされ
ほんのりと
月を仰ぐように
優しい色をしてる


おわりに咲く花は
哀しい

生きつくした命が
祈りをこめるように
一握りの
種をこぼす
枯れた茎を鳴らし
哀しい音をたてる


わたしのおわりは
どんな花だろう

庭先で
抜かれ 
踏まれる雑草が
野に咲けば
ささやかに香る

そこにいることが
自然の生業
わたしでいることが
わたしを好きになる
そんな
あたりまえの輝きが いい




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【2006/10/02】  この記事のURL | | CM(4) | TB(0) | ▲ top
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